道具あれこれ・その一「しっぽ&筆コレクション」 | 陶工房 美土里の洞 通信

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群馬県・白根山と浅間山。二つの雄大な山の足元に暮らし、作陶する日々。
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道具あれこれ・その一「しっぽ&筆コレクション」 19:17
年頭のメンバー紹介で少し触れましたが、シショーは道具をほとんど手作りしております。
中でも彼の歴代の飼い犬や山の動物のしっぽで作る筆は、いろいろな意味で(下記参照)感心させられます。
現在仕事で使っているのは、初代の飼い犬・ボー(ポメラニアン)とイノシシ、
そして修行時代に師匠と一緒に初めて作ったという謎の(?)動物の三本。
他は筆にされる日を順番待ちしている状態です。
いつの日か、ハチとゴマも彼の筆立てに‥‥‥そして私も?(ありうる!)


山間では国道などでよく山の動物が轢かれて死んでおります。
そのままにしておけば、カラスや他の動物につつかれた後
保健所などの人間に「ゴミ」として片づけられておしまいです。
そう考えるとシショーに拾われ丁寧にさばかれ、しっぽが筆として活かされてゆくことは、
交通事故死という無念の最期を迎えてしまった命の尊厳に繋がるような気がします。
どうにも死骸が苦手で、さばくと聞いただけでまわれ右して全力疾走で逃げ出す「山の民」失格の私は、
彼の実践しているこのことを基本的にはつくづく尊敬し、感銘を受けております。
ただ‥‥‥いえ、確かに私も彼の拾得してきた山鳥とタヌキは食べたことありますけど
でもほら、山鳥は「キジ鍋」だし「タヌキ汁」は昔話の定番メニュー。
だけど‥‥‥イタチやキツネ、ハクビシンなどなど片っ端から残さず食べるのは、正直ひいてます(笑)
それでも本人はどこ吹く風。研究熱心にネットで「正しい動物のさばき方」を調べていたところ、
ヨーロッパでやはり交通事故死している動物を料理して食べているおじいさんのサイトを発見。
そのおじいさんは親類の家へ通う道で時々出くわす死骸を拾って食料にしているらしいのですが、
そのことに対して各方面から賛否両論。一部で物議をよんでいるそうです。
シショーはもちろん賛成派。いっそう意義を確信し、残さず平らげている様子。
‥‥‥私、ちょっと前に気付きました。しっぽや毛皮をもらったら残りは山の中に放って置けば、
たとえば熊が一食助かったりするんじゃないかな。つまりね、なにもシショーが食べなくとも?

※彼は本来動物好きなので、自分で殺すことは絶対できないそうです。
 「死骸=モノ」という認識に切り替わって初めて
 さばいたりする扱いが平気になるとのこと。どうぞ誤解なきよう。
| 陶芸・やきもの | comments(0) | trackbacks(0) | posted by ミドリノホラ
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