しっぽをもらって筆を作ろう! | 陶工房 美土里の洞 通信

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群馬県・白根山と浅間山。二つの雄大な山の足元に暮らし、作陶する日々。
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しっぽをもらって筆を作ろう! 21:45
キャンペーン実施中♪‥‥‥ウソです。
昨日の回をご覧になられて、ご自分も愛○(犬、他なんでも可)の筆をぜひ作ってみたい!と思われた方が
いらっしゃるかもしれませんので、ご参考までに簡単な筆作りの手順を記します。
(HPの方で去年一部の方々にご好評頂いたものを転載いたします)
用意するもの>毛・なめし革・灰・和紙・竹・ボンド・糸(各適宜)


市販されている筆のように必ずしも毛先がキチンとしていなくても構わないと思います。
使う毛質によってシュッと長くて癖があったり、ブラシのように硬くて短かったり、
それがイレギュラーな筆致を生み出してくれて面白いのです。
試し描きしながら毛先や柄の具合を調整してゆけば、手に馴染むオーダーメイドの筆のできあがり!

   * * *

ところで蛇足かもしれませんが、15日の回の「事故死した動物」との関わりについて。
これは決して面白半分だったりキワモノ趣味からだったりではなく
むしろ彼なりの命に対する倫理観に則った行為であること、
「食べる」場合は交通量の少ない山中、事故後間もなく損傷の少ない時に限っていること、
‥‥‥こう説明されても、感情的・生理的に嫌悪感を抱く方は必ずいらっしゃると思います。
一昨日書いたヨーロッパのおじいさんの事例が賛否両論をよんでいることを見るまでもなく、
たとえば私の実家の母は山の暮らしの話を大概面白がってくれますが、この話はあえてしておりません。
いろいろな意味で心配をかけてしまいそうだからです。
一方では、陶芸教室に遊びに来た女の子のグループがストーブにかけていた大鍋の中身に興味を持ち、
「イタチ汁?わ〜食べてみたい!」と自ら喜んで食べて帰ったこともありました。
去年の秋、近隣の陶芸家・彫刻家が集まって穴窯を焚いた時も
シショーは「キツネ・カレー」を仲間に振る舞ったのですが
後日、その中の一人が都会にいるフィアンセに「珍しいものを食べたよ」と
得意げに報告したら叱られちゃった‥‥‥ということもありました。
考え方、捉え方、ほんとうに様々です。

今回の件ではないのですが、以前このブログをご覧になった方からお手紙等を頂いたことがあり、
それは逆にとても身にあまるような内容で大変恐縮しつつありがたく思いましたが、
身の丈以上のものが私の拙い文章からはみ出していたか、とあせって
思わず自分で年頭の回から読み返してしまいました。
特にまた一昨日は微妙な内容だったので曲解を生むこともあると思い、このように追記いたしました。
もしも不快に感じられた方がいらっしゃいましたら、ただただ申し訳なく思います。

(話は戻りますが)シショーは身のまわりの自然に対して平等に真正面から向き合うことが
あたりまえにできる人なのだと思います。
彼からすれば今時の半ファッション化した例えば「ロハス」など、「??」という目でみております。
私も臭いものにはフタをしたままの「○○スタイル」や「○○ライフ」には「??」ですが、
反面ファッション化などのオブラートが必要なのもなんとなく理解できます。
ありのままの自然と真っ向から対峙する強さを人間は失ってしまったのかもしれません。
道端で無念の死を迎えた山の動物と薄目でしか向き合うことのできない、私も含めて。
| 陶芸・やきもの | comments(0) | trackbacks(0) | posted by ミドリノホラ
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